【早稲田・東大】難関理系大を受けるときの考え方(大学生にインタビュー)

本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。

・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。

これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。

今回のお相手:Sさん
・大学院1年生
・茨城県立第一高等学校 卒業
・早稲田大学先進理工学部生命医科学科
→(現在)東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻メディカルサイエンス群

今回は「早稲田大学先進理工学部」について見ていきましょう。

1. 大学の学業関連

先進理工学部とは?

早稲田大学には基幹理工・創造理工・先進理工の3種類の理工学部があります。それぞれの違いは下記の通りです。
・基幹理工→数学や基礎工学など理系の基礎研究
・創造理工→理工学の人間生活への応用に向けた研究
・先進理工→最先端技術の研究

先進理工学部は高校の知識をさらに深めて発展させる学部で、物理・化学・生物など幅広く学科があるのが特徴です。
(早稲田大学先進理工学部・研究科HP:https://www.ase.sci.waseda.ac.jp/

Q. 授業や実験について教えてください。

A.

Q. 専攻と研究について教えてください。

A.
私が所属している常田研究室では

私の研究テーマの1つは「water-in-oilドロップレットを用いたバクテリオファージの研究」です。近年は

2. 生活関連

・入学金:約200,000円
・学費:約1,800,000円/年
・テキスト代:1冊あたり1,000~10,000円が相場です。先輩がくれたり、ネットで十分だったりで買わなくても何とかなるものが多いです。
・奨学金:利用なし、奨学金もらっている人はほぼ見たことないです。(一人くらい?)
・住んでいるところ(駅とか):東村山駅
・通い方:電車、徒歩
・サークル:所属なし
・友達の作り方:学科の人数が50人くらいと少ないので自然とできます。文系はサークルに入らないとキツイみたいです。

3. 大学入試関連

・ 現役
・試験方式:一般受験(物理化学選択)
・入試科目と方法:数学(記述)、英語(マーク)、物理(記述)、化学(記述)
・共通テストの点数: 770~780点くらいだったような
・試験の傾向:生物は難しくて物理の方が簡単らしいです。英語は難しすぎて誰も解けない(帰国子女でも解き終えるのに必死らしい)。マークなのが救いですね。
・定員: 35人
・受験期学習の進め方

  • 学校の定期試験をちゃんとやる。
  • 12月まではセンター試験勉強を頑張る。センターが終わってからは赤本を解き始める。
  • 早稲田の理系に行きたいなら英語は解かなくていい気がする。どうせできないし時間かかるから眺めるくらいでいいような。。
  • 物理化学は重要問題集を3,4回解けばいける。
  • 数学は学校の内容+赤本でいける。

・高1〜2の時にどんな勉強をしたか

  • 基本学校の課題のみ。
  • 課題はちゃんと出す。
  • 予習もまあまあ頑張る。
  • 答えは写しても良いと思うけど写すならちゃんと解答の意味を考えながら写す。
  • 単語もほどほどに頑張る。
  • 土一に限って言えば1,2年のころに主要科目で50番以内くらいなら大学受験はどうとでもなる気がする。

・大学の選び方
国立は東大、私立は早稲田・理科大を受けました。当時のわたしの体感だと“センター試験が700未満なら筑波大, 720前後なら東北大, それ以上なら頑張って東大・京大・医学部に行くかどうか”という感じでした。

わたしは
・地方の国立に行って一人暮らしするのと、都内の私立に家から通うのはかかる費用が同じくらいであること
・就職などを考えれば地方国立より都内の私立の方が良いと思った
・就職活動が都内の学校の方がしやすいこと
から地方の国立は受けずに東大にチャレンジすることにしました(先生からの”東大を受けてくれ猛プッシュ”もありました)。

私立は早慶上理MARCHのうち早稲田と理科大を選びました。早稲田は早慶のどっちか受けようと考えたときに早稲田の方が家が近かったから受験しました。理科大は理系に強そうなのと通える距離だし偏差値もよかったからまあ理科大でいいかくらいのテンションで決めました。
結局東大には落ちましたが、私立は二つとも受かったのでより家から近くてより偏差値の高い早稲田に行くことにしました。

今となっては、頑張って地方国公立医学部を受けるのもありだったかなと思っています。

4. 就職関連・進路関連

・先輩の就職先:
資生堂、博報堂、弁理士、JR、証券会社、SE、Asahi、住友化学、Canonなど

・私が所属している常田研究室は東大と共同研究をしていて、毎年1人くらいは早稲田から東大に行っているので、その流れで東大の大学院を受けました。
大学院入試の対策は、早稲田の先輩から代々受け継がれてきた過去問を解くのと、TOEICの勉強をしました。面接もあるけどあまり対策はしていなかったです。私が受けたのは「新領域創成科学研究科」というところで、本郷キャンパスの方の受験よりは入りやすい方でした。

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