個別の強みと弱点
生徒に合わせて丁寧に教えてくれるのが個別指導の良いところ。
ですが、実は弱点も…。
個別では生徒の進みに合わせるため、進度が遅くなることもありますし、
生徒側がつい甘えてしまって自習や宿題をやらなくなるケースもあります。
どの授業スタイルが自分に合っているのか理解してから塾を選びましょう!
個別/集団 選び方のポイント
次に集団指導を考えてみましょう。
集団では周囲のレベルや進度に合わせることが求められるため、自主的に勉強する意欲が湧きやすい環境です。
ただ、もちろん集団指導にもハマる人とハマらない人がいます。
下図に示したように生徒数が多くなる程、生徒側に求められるレベルは高くなるのです。
個別指導では、怠けていても先生側が合わせてくれますが、
集団指導では、ある程度自主的に勉強をしなければ付いていけません。
生徒に求められる能力は、頭の良さだけではなく、
サボらずに勉強することや協調性を持って授業を受けることも含まれます。
少人数指導は集団と個別の間
勉強が苦手な生徒におすすめしたいのは、自分の能力に合わせて指導をステップアップすることです。
始めは個別指導で手取り足取りやってもらいましょう。
でもそのうち自主的に計画を立てて、勉強できるようになる日が来るかもしれません。
そのときは個別から集団へと移動すれば良いのです。
集団と個別の間をとった「少人数指導」も選択肢の1つ。
少人数指導では、クラス内での競争意識や適切な進度管理といった集団授業のメリットと、
生徒一人ひとりの理解度を把握して丁寧な指導ができる個別授業のメリットを両立することができます。
イーズは少人数指導と個別指導を採用しています。
まとめ
- メリット・デメリットを知る
- 自分の能力に合った指導を受ける
コラム
理系科目は積み重ねです。例えば関数の範囲。
定期テスト用に丸暗記した範囲があるとします。
理解不足ですがその時は何とかなります。
でも次の段階に入ったとたんに分からなくなってしまうのです。
その場しのぎをしないで理解を伴った進み方をしないと、あとで取り戻すのは至難の業。
すべてできる必要があることが理系が少なくなる理由でしょう。
多くの人は自己流ではなく綺麗な数学をした方が近道です。
才能ではなく「勉強方法」が大切なのです。
この記事を書いている人
小玉先生…
高3数学・化学クラス、茗溪数学クラスなどを担当。
自身も数学に苦しめられた経験から誰にでも分かる授業を徹底研究。
数々の高校生の成績を上げている。
みむら先生…
イーズの代表を務めながら、教壇に立ち続け20年。
これまでに難関大学合格者を数多く輩出してきた実力者。
コラム担当。
-E’z NEWSLETTER 2021年10月号より-