【竹園高校の秘密】9割が部活生。でも難関大合格者多数!文武両道を実現している「茨城県立竹園高校」の秘密とは!?

「探Q活動」や「ACEプログラム」など独自の教育プログラムを採用。国際社会をリードする人材の育成をしている竹園高校

英語教育にも力を入れていているのが特徴

難関大学への進学実績数が多い一方、部活動も盛んで、文武両道を達成している生徒が多い。

本記事では、そんな茨城県立竹園高校について詳しくご紹介いたします。

1. 茨城県立竹園高校基本情報

学校名茨城県立竹園高校
所在地〒305-0032 茨城県つくば市竹園3丁目9番1号
電話番号029-851-7515
国公私立茨城県立
共学・別学共学
設立学科普通科・国際科
学期2学期制

2. 茨城県立竹園高校の学科と取り組み

茨城県立竹園高校には普通科と国際科の2学科があります。

1年生では両学科に共通する基礎を学びながらそれぞれの学科の特徴を理解し、2年生になったら自分にあったコースを選択します。

●普通科[スタンダードコース]

文系・理系の計6クラスで構成され、国立大学や難関私立大学への進学を目指す学科。定員は全体6クラスで240名です。生徒の自己実現を図ることを目標に、主体的・対話的な活動を重視した授業やICT[注:1]を活用した授業などが用意されています。

例えば、英語の授業はオールイングリッシュで実施し、ディベートなども積極的に行って英語力を育成しています。担任の先生との個人面談もあり、生徒一人ひとりに向き合いながら学力向上を図る学科があり、他校とは違った特徴があります。

[注1] ICT

「Information and Communication Technology」の略。情報通信技術のこと。

●国際科[アカデミックコース]

文系・理系の計2クラスで構成され、国際社会で活躍する人材の育成を目指す学科です。

普通科で行うカリキュラムと比べて、英語でのプレゼンテーションなどが行われるなど、英語の授業の比率が高くなっています。定員は2クラスで80名です。

独自の課題研究に取り組み、英語の授業の半数を外国人教員が教える「国際科専門科目」や留学プログラムである「スタディツアー」で生きた英語力を身につけさせます。国公立大学や難関私立大学・医学科に加えて、海外の大学への進学も対応できる学科です。

茨城県立竹園高校ではさらに学びを深めるため、様々な取り組みが行われています。

●探Q活動

「たんきゅうかつどう」と読みます。探Q活動は「竹園クオリティ」という茨城県立竹園高校独自の先進的な学びの中核となっており、将来の自己実現に繋がる竹園高校の活動の総称です。

1年生の時には「探Q基礎」という授業で、グループで設定したテーマを掘り下げていきます。

つくば市や筑波大学との連携事業により、主体的にテーマを掘り下げることができます。

2年生の時には「課題研究」という授業で探Q活動を行いますが、学科によって内容が少々異なります。普通科は1年生の時と同じように、グループで設定したテーマを掘り下げていきます。専門家へのインタビューなども行うことができ、1年生の時よりももっと深く研究をすることができます。

国際化では個人が設定した課題について9つの分野に分かれて探Q活動を行います。教員と外部指導員からの指導を受けながら、1年間かけて課題研究を行います。このように、自分たちで実践し、考える授業が多い事が特徴です。

8月には近隣校とともに国際会議場で合同研究交流会を実施し、

12月の校内発表では1年間の成果を披露します。

●ACEプログラム(県立竹園高校独自の英語プログラム)

 「Approach to Communicative English program(アプローチ トゥ コミュニケ―ティブ イングリッシュ プログラム)」の略称で、茨城県立竹園高校独自の英語プログラムです。

英語を使った思考力・表現力・コミュニケーション能力を身に着けることを目的とし、各学年ごとに段階を踏みながら学習していきます。

1年生では、英語の本や文章を多読したり、プレゼンテーションやACE講演会に参加します。

2年生になったら多読に加えて、英語でのディベートを行い、3年生ではディスカッションや疑似国連、英語を使ってエッセイの執筆などを行います。また、全学年共通でスピーチコンテストも開催しています。

●スタディツアー

 留学プログラムです。国際科は海外、普通科は国内で現地大学を拠点に、プレゼンテーション、平和学習、フィールドワークを行います。国際科では現地大学での実践発表に加えて、現地学生との交流や異文化理解にも取り組みます。事前・事後研修も含めて学校指定科目「国際理解実践」1単位として認定しています。

●SDGs(想像性を重視したプログラム)

 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成にも力を入れている茨城県立竹園高校。不要な傘を用いたアートを作ってSDGsをアピールしたり、小学校出前授業ではSDGsカルタを制作して小学生と共に学んだりと積極的に学習をしています。

3. 茨城県立竹園高校の大学進学率

茨城県立竹園高校は一人ひとりに寄り添った指導を行っているため、数多くの難関大学への進学を果たしています。

令和4年度は創立以来の快挙となる、難関10大学38名、筑波大学38名、医学部医学科7名が現役合格を果たしました。

4. 茨城県立竹園高校の学校生活

 茨城県立竹園高校では1年間に以下の行事があります。

部活動にも力を入れており、13の運動部と15の文化部があります。

全校生徒の約9割の生徒が部活に参加しており、活動も活発です。

運動部 文化部
陸上競技/登山/テニス/ハンドボール/ サッカー/剣道/バレーボール/水泳/ 卓球/弓道/バスケットボール/ダンス吹奏楽/イラスト/茶道/合唱/華道/ 演劇/JRC/旅研究/文芸/英語/SSC/ 棋道/クイズ研究/美術/パソコン/ 軽音楽(同窓会)

5. 入試情報

茨城県立竹園高校では特色選抜を実施していません。

茨城県の高等学校の入試日程に従って行われます。

一般入学出願期間2023年2月8日(水)~2月10日(金)
出願先変更期間2023年2月16日(木)~2月17日(金)
学力検査日(入試日)2023年3月3日(金)
追検査2023年3月9日(木)
合格発表2023年3月14日(火)

過去5年の入学志願者数は以下の通りです。

入試年度募集定員[人]志願者数[人]志願倍率[倍]
令和4年度3204531.42
令和3年度3203751.17
令和2年度3203961.24
平成31年度3204141.29
平成30年度3203991.25

5.竹高生のリアルな声

数理進学予備校イーズでは、「竹園校」と「守谷校」で高1・高2生限定で

竹園高校の数学課題に特化した「竹園高校準拠数学クラス」を開講しています!

少人数形式(5名程度)のクラスで、学校課題の解説をしながら学校テストで高得点を取るための勉強法や計画立てのサポートをしています。

イーズ竹高クラスからの大学合格実績

【2022年度】

東京工業大・工学院
東北大・経済 / 東北大・工・材料
横浜国立大・経営 / 筑波大・総合理1 / 筑波大・化学

千葉大・教育・英語 / 東京農工大・工・機械
早稲田大・基幹理工・学系Ⅱ
青山学院大・教育 / 明治大・理工
東京理科大・理工(5名以上)/ 中央大・理工(4名)
芝浦工大・工学(多数)・東京電機大 工学&建築
千葉工業大・工学 など一部掲載

高1高2のときに最低限の勉強をする習慣がついたこと!塾に入ることで半強制的に勉強時間を確保することができた!アドバイスとしては、学校の授業が分かりにくいと感じた時、イーズの授業のは分かりやすいから、塾に頼っても良いと思う!そして、自分もそうしていました!