テスト勉強が終わらない人へ

テストまでにやるべき勉強計画術

計画性が無い人は落ちる

成績を上げるには頭の良さや継続力だけでなく、「計画性」がとても重要。大学受験に向け屋勉強では試験で問われるレベルや傾向から逆算して計画を立てていく必要があります。
私が見てきた限り、初めから完璧な計画を立てられる人なんていません。だからこそ、定期テストの時から意識して計画を立てる練習をして欲しいのです。

計画のコツを伝授

・具体的な計画を立てる
「1時間数学をやる」という目標はアバウトすぎます。「1時間で6問進める」など時間と量のどちらも計画しましょう。

・時間を計る
テスト勉強は時間との戦いです。無駄にしている時間がないか確認するためにも、タイマーで勉強時間を計るようにしましょう。

・計画を振り返る
計画通りにできたかを1日の終わりに確認しましょう。始めは計画通りに出来ていなくて大丈夫です。失敗したことを次の計画に活かしましょう。

知っておこう!PDCAサイクル

PDCAサイクルをご存知でしょうか?Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)の4つの段階です。私の感覚ですが、計画を立てて実行するまでは出来ていても、評価と改善が出来ていない人が多いと感じます。

では具体的に何をすればいいのか。
例えば「1時間で6問進める」計画をしたのであれば、1時間で6問は適切な量だったか、もっと勉強時間は増やせたかなどをチェックします。そして次は1時間で7問出来そうだとか、スマホ時間を減らせばもっと勉強時間が確保できるなとか改善案を出すことが出来ます。

計画性は受験勉強に限らず、大人になってからも必須の能力だと思います。
計画に自信が無い人、ついサボってしまう人は学校や塾の先生に相談してみましょう。

コラム

〜現役生は理科で差をつける〜

科目の中でも重いものと軽いものがある。言うなれば勉強のコスパだ。
数学と英語は重い。習得に時間がかかる。高校入学時からコツコツと勉強し続けないとできるようにならない。それと比べると物理・化学は1年半くらいあれば何とかなってしまうコスパの良い科目だといえる。入試が迫ってくると時間不足で心の余裕がなってくるので先に理科を完成させるのは良い作戦だ。1年生や2年生の早い時期から先取り学習やハイレベルな問題にチャレンジしてみてほしい。

この記事を書いている人

小玉先生
高3数学・化学クラス、茗溪数学クラスなどを担当。
自身も数学に苦しめられた経験から誰にでも分かる授業を徹底研究。
数々の高校生の成績を上げている。

みむら先生
イーズの代表を務めながら、教壇に立ち続け20年。
これまでに難関大学合格者を数多く輩出してきた実力者。
コラム担当。

-E’z NEWSLETTER 2021年11月号より-