【筑波大学人文学類】 歴史と地理の融合!?社会好きな人が集まる歴史地理学!!

本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。

・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。

これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。

今回のお相手:Nさん
・大学4年生
・愛知県立豊田南高等学校 卒業
・筑波大学人文・文化学群人文学類 史学主専攻歴史地理学コース
 

今回は「筑波大学人文学類」について見ていきましょう。

1. 大学の学業関連

人文学類で何を学ぶ?

“人文学類では、人文系の学問分野の中でも特に、哲学、歴史学、考古学、民俗学、言語学といった領域を深く学ぶことができます。人文学類生は哲学主専攻、史学主専攻、考古学・民俗学主専攻、言語学主専攻の4つの主専攻の何れかに属し、卒業論文の作成に向けて、専門性の高い勉強をすることが求められます。”(筑波大学人文・文化学群人文学類HPより引用人文学類とは – 筑波大学 人文学類 (tsukuba.ac.jp)

Q. 印象に残っている授業について教えてください。

A.特に印象に残っている授業は、土井先生の「宗教学-a」という授業です。この授業では、授業中黒板にスクリーンが投影されていて、そのスクリーンには、受講生が書いたコメントが流れるようになっていて、授業における先生と他の生徒との一体感を感じました。

人文学類では、一年次では、専門基礎科目を学び、各専門を学ぶための基礎知識を身に着けます。その後、二年次、三年次で自分の学びたい専門、さらに細かいコースを決定します。専攻は以下の四種類に分かれます。

Q. 専攻と研究について教えてください。

A.専攻は歴史地理学といって、端的に説明すると歴史と地理の間の学問です。歴史を地理学の観点から考えたり、地理を歴史学の観点から考えたりしています。NHKで放送されている「ブラタモリ」の内容のようなことと言えばイメージしやすいかもしれません。所属しているゼミでは学生の主体的な興味や設定したテーマに関して、個別に先生が指導してくれます。比較的テーマは幅広くて、城下町研究をする人もいれば昭和時代の研究をする人もいます。

私は自分の出身地である愛知県豊田市の名鉄豊田市駅前が、大正時代に駅が開業してからどような過程で変遷してきたのかについて、過去の写真資料をみて考察しています。例えば二つの異なる時代に撮影された2つの写真を見比べることで景観の変化を読み取ったり、逆に写真に写っている要素から撮影年代を特定して考察をしたりしています。

2. 生活関連

・入学金:28万
・学費:年間50万
・テキスト代:総額6000円程度
・生活費:60000万/月
・家賃:36000万円
・奨学金:なし
・近所のおすすめのお店:夢屋(定食屋)
・住んでいるところ:春日(一人暮らし)
・通い方:自転車で10分
・サークル:バレーボール同好会
・友達の作り方:多くのコミュニティに参加することで人脈が広がっていくと思います。

3. 大学入試関連

・現役
・試験方式: 一般試験
・入試科目と方法:3科目選択式で、国語・社会・英語の記述問題
・共通テスト(センター試験)の点数:
  720点(文系科目8~9割、数学は合わせて110点くらい)
・二次試験の点数:
  日本史7割、国語4割5分、英語5割
・二次試験の傾向:
  社会の記述はとにかく量が多くて、一度書き始めたら戻れなかった
・高校時代の偏差値:65
・定員:60人

・受験期学習の進め方:
 国語:センター・二次両方過去問対策(1周)
 数学:同様 日本史:センターまでは一問一答、二次は過去問と記述の問題集(1周)
 英語:リスニングが苦手だったので英語の動画を多く見てた、あとは単語集を覚えるまでやった
 生物基礎・化学基礎:授業ですごく対策を行ってくれたので、模試などで間違えた問題を見直すくらい


・日頃(高1〜2)どんな勉強をしたか:
 電車通学だったので、通学時は古典単語や英単語、日本史の用語集などをやっていた。しっかりした勉強はテスト前くらい。


・大学の選び方:
 担任が筑波の比較文化学類出身でおすすめされたのと、いろいろなところに行ける関東に行きたかった。

・併願校:
 国公立:金沢大学
 私立:明治大学・南山大学

4. 就職関連

・インターン:大学院に進学するためまだ行っていません。


・先輩の就職先:県庁、市役所

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