EZ 本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。
・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。
これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。
今回のお相手：Oさん
・大学６年生
・神奈川県立相模原中等教育学校 卒業
・筑波大学医学群医学類
今回は「筑波大学医学類」について見ていきましょう。
1. 大学の学業関連
Q. 一番面白かった授業について教えてください。
A.
特に面白いと感じた授業は、「解剖学」でした。
教科書で学ぶのではなく、自分の目で人体の構造を勉強できた点が面白かったです。
Q. 一番印象に残っている授業について教えてください。
A.
一番印象に残っている授業は、「消化器系」でした。
内視鏡治療の映像を見ることができたことが印象に残っています。
他にも医学類では、次のようなカリキュラムで授業や実習を行い、
医学に関する知識を身につけることができます。
【実習について】
４年生から始まる実習では、班ごとに色々な科を周り実習を行います。
人それぞれ、違う病院に配属になります。
また、年次が上がると希望の科を選択して実習コースを選ぶことができます。
さまざまな病院に配属になるので、水戸などの遠くの病院の場合には、
病院の施設に泊まり込みで実習を行うこともあります。
2. 生活関連
・入学金：28万
・学費：年間50万
・テキスト代：30万円
・生活費：一か月8万
・家賃：5万4千円
・奨学金：なし
・住んでいるところ：春日（医学系の棟が近いので、近所にも多くの医学類の友達が住んでいます。）
・通い方：自転車で15分
・サークル：realjam（ダンスサークル）
【サークルについて】
医学の人が所属するサークルには、医学系（医学類、看護学類、医療化学類）の人が多く所属する
「医学系サークル」と他の学群の人も多く所属する「全学サークル」があります。
私の所属するrealjamは全学サークルなので、他の学類の友達とたくさん出会うことができました。
ただ、医学群は他の学類とテスト期間や夏休みが異なるので、予定を合わせることが大変な時もあります！
・友達の作り方：
サークルや学類、バイト先などのどこかには気が合う仲間が見つかると思います！
多くなくても気の合う人とたくさん遊んだら楽しいと思うので、
色々なコミュニティに最初は行ってみてください！！！
・おすすめのお店：「七福」←ラーメン屋さんです！美味しいです！
3. 大学入試関連
・現役
・試験方式： 一般入試
・入試科目と方法：数学、物理、化学、英語（すべて記述方式）＋面接
・センター試験の点数：
合計826（科目の内訳については、おおよその点数です）
国語170 英語180 リスニング50 物理98 化学95 数1a95 2b100 政経倫理73
・二次試験の点数：
数学213 物理101 化学113 英語225
・二次試験の傾向：
面接は、「どうして医師になりたいか」や「筑波大を選んだ理由」などを聞かれました。
2次試験は簡単なので、7割はとることを目指していました。
・高校時代の偏差値： 65-70くらい
・定員：150人くらい
・受験期学習の進め方：
物理化学：セミナーと重問をひたすら解きました
数学：塾のテキストのみ
英語：キクタンとnexstageをやり込みました
・日頃（高１〜２）どんな勉強をしたか：
学校の授業は理解できるようにしていました。
・大学の選び方：医学部の中から今年受かりそうなところを偏差値的に探しました
・併願校：日本医科大、国際医療福祉、昭和、東邦、東京医科
4. 就職関連
・先輩の就職先：全国の病院
・就活で大変だったこと：
筆記試験対策や、履歴書が手書きだったことなどが大変でした。
病院就職なので他の学部の普通の就活と大きく異なります。
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