褒め方で変化する行動 ~ヤバい褒め方~

子どもを褒めるとき結果を褒めたり叱ったりすると

あまりいいことが起きない。

テスト結果がでて

「結果」そのものを褒めたり叱ったりする。


すると…


結果が出せなかったときに

隠したり嘘をついたり、

結果を出そうとズルをしたりするようになってしまう。


褒めるときは結果につながる過程の

努力の部分を褒めてほしい。


叱るときも同じで報告を受けたことを

長い時間、焦点が分からなくなるくらい叱るのは良くない。

悪いことと改善点を明確に短く伝えることが大切だ。

ペットの躾と似ているが

人間も動物なので間違えた叱り方をすると

反省点も間違えてしまう。

「次はバレないようにしよう」とか

「ミスをしたら隠ぺいしよう」となってしまう。


感情的にならずに、

(感情を出したいならきちんと演技でそれをする)

要点を抑えて短く明確に伝えて

見返すことができるようにメモをするように促す。



子どもの隠ぺい、ズル、逃げ癖は親が作る可能性が高い。

一番接触頻度が高いからだ。

次に先生・先輩も影響が多い。


今週は中学生の定期テストだ。

良い結果を出してほしいのはもちろんだけど

テストに挑むまでの努力の過程の評価を正しくしてあげたい。

親や先生からするとよい報告をもらいたいんだけどね。

そこは堪えて僕らは正しく評価しましょう。