94%の子が自学で成績が上がらない衝撃的な理由

成績を伸ばすには

①苦手な部分を克服してから

②全体のレベルアップをしていく

という順番を守らなければならない。


これを自分でやるのはかなり難しい。

・自分がどこが出来ないかを見つける能力(課題発見能力)

現状を把握、分析し問題を見つける能力が必要だ。

自己の客観的に把握すして理想とのギャップを認識することで

改善点や問題点を見つけ出す、これ自体が難しい。

スポーツにも監督やトレーナーが必要なように勉強にも先生がいた方がよい。


・改善の方法、計画を立案する能力

苦手が見つかったらどのように解決するかを考えなければならない。

どんな問題を選んで解いて、解法のプロセスを修正するのだ。

森の中にいる状態でどの木を目指して進んでいけばよいか

正しい道のりを進むのは至難の業じゃない?

全体像が見えている人に導いてもらうのがいいと思う。

・計画通りに実行する実行力

進捗管理をして失敗したら戻ってやり直して修正する。

一時的な勢いだけではなく継続的にやり抜くことが必要だ。

これらは全部難しいと思う。

ごく一部の超エリート社会人しかできないかもしれない。


そもそも精神が成熟する初期の段階、だいたい22歳くらいで

ようやくメタ認知ができてくる人が多い。

僕の場合はその頃(大学生後半)でも全然ダメだった。

勢いと瞬発力と体力だけでなんとか組み伏せていた。


苦手な分野が出てくる一般的な人には

少人数で個別にも見て、全体のペースも感じられるクラスが

理想的だと思って思っている。

一部の天才的な人は動画でも一方通行の講義形式でも大丈夫。


ぼくらは1人ずつのできない部分を把握して毎回の練習問題で

徐々にできるようにしていく。

問題のレベルを調整してじわじわと難易度を上げていっている。

多分本人たちは気づいていないけれど

中1でもけっこう難しい私立中の問題も解けるようになってるんだよね。

そういうのが腕の見せ所でもある。


こうしてイーズのクラスの子たちは

竹園東中ではだいたい20位以内(前回の定期テストでは1位もうちだよ!)

吾妻中、桜中でも10位以内の成績が取れるようになってきた。


授業では復習9割、進度を進めるの1割くらい。

復習が多いと「補習塾なの?」と聞かれることもあるけれど

成績的に上位層に上がる子が多く、結果的には進学塾と言えると思う。


分析→計画→実行がセットになって継続していくことで

徐々に徐々に成績を上げていくことができるのだ。