【東京科学大学工学院電気電子系】東京科学大理学院で学ぶ 世界を変える技術の最前線

本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。

・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。

これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。

今回のお相手Sさん
・大学3年生
・茨城県立竹園高等学校 卒業
・(現在)東京科学大学(旧東京工業大学) 工学院 電気電子系専攻

今回は「東京科学大学 理学院 電気電子系」について見ていきましょう。

1. 大学の学業関連

工学院電気電子系で何を学ぶ?


“工学は、人類を幸せにするための枠組である「文明」に貢献する学問です。工学院は、機械系、システム制御系、電気電子系、情報通信系、経営工学系の5つの系と、その先の大学院課程からなり、人の生活が豊かで快適なものとなるための工学技術を学び、さらにそれらを進化させていく研究活動を体験します。そこで得られる成果は、未来の人類社会に大きく貢献するでしょう。例えば、地球温暖化を阻止できる再生/省エネルギー技術、少子高齢社会を支える実用的な介護ロボットや人の機能補完のためのアシストロボット、脳機能と身体のダイナミクスを考慮した機器や人間そのものの制御、人の五感を活用できる革新的なインターフェース機器や情報通信網等、さまざまな先進技術の開発につながると考えられます。”(東京科学大学工学院案内HPより引用https://www.isct.ac.jp/ja/001/about/organizations/school-of-engineering

– 文明を支える幅広い分野の「ものづくり」を学ぶことができます –
福祉機器やIT機器等、生活空間で用いられるものから、ロケット、ロボット等、宇宙空間、高度医療現場での最先端機器まで、それらの要素からシステム全体の開発、生産管理、企業経営に至るまで、文明を支える「ものづくり」を学ぶことができます。

– 楽しみながら創造性が身に付く、さまざまな実習を用意 –
斬新な発想力と実践力を培うために、元祖ロボコンの「国際デザインコンテスト」をはじめとして、「独創機械設計」「ゑれきてるコンテスト」等、所属各系で実績のある創造性育成科目が用意されており、創造性を楽しく身に付けることができます。

– 所属各系だけでない幅広い大学院課程へ進学できます –
エネルギー、エンジニアリングデザイン、ライフエンジニアリング、原子核工学等、多くの学問領域を融合・進化させて新たな領域を創り出す、複合系コースの大学院課程すべてへの進学経路が用意されており、技術者としての幅広い将来設計が可能です。
(東京科学大学工学院案内HPより引用https://www.isct.ac.jp/ja/001/about/organizations/school-of-engineering

〜工学院を卒業後の進路

学士課程卒業後は、約9割の学生がコース(大学院課程)へ進学し、より専門的な研究を進めています。

  

〜コース(大学院課程)を修了後の進路〜

コース(大学院課程)修了後は、それぞれの専門分野を活かして様々な分野のプロフェッショナルとして活躍することができます。東工大からは各界をリードする人材が多数輩出されています。








Q. 一番印象に残っている授業について教えてください。

A.
半導体系の授業です。
印象に残っているというより「半導体系は何言ってるのかわからないことが多い」という印象でした笑

工学院では4年間で下記のように授業4年間勉強していきます。
200番台・300番台の科目において、1年目に学んだ、数学・物理学などの科学の基礎知識をもとに、電気・電子分野に不可欠な工業数学、電磁気学、電気回路などを必修科目で学び、波動・通信分野、電力分野、回路分野、物性・デバイス分野を選択科目の履修により体系的に広く学ぶことができます。必修の実験科目において、実験を通じて技術の理解を深めるとともに、実践的な応用力を養い、「学士特定課題研究」において自ら研究を遂行することにより、理解と応用力を更に深めるとともに、創造力を涵養できるように構成されています。

Q. 専攻と研究について教えてください。

A.
電気回路、半導体デバイス・物性、電力系統(送電線など)。研究はこれからです!

Q. 大学・学部・学科に入学して良かったことは?

A.
大学も学科も就職にとても強いっぽい

Q. 逆に思ってたのと違ったなぁ…ということは?

A.
意外だったのは、文系の教科を結構な単位数履修しないといけないことです。

2. 生活関連

・入学金:282,000円
・学費:年間635,400円
・テキスト代:あまり把握していません…!
・家賃:実家暮らし
・奨学金:なし
・大学周辺のよく行く飲食店:歌志軒(油そば)、渡来武(ラーメン)
・住んでいるところ:実家暮らし(茨城県南部)
・通い方:電車で1時間50分くらい
・サークル:1,2年生の頃は入っていたけどイーズ頑張りたくて辞めちゃいました笑
・友達の作り方:サークルの新歓で一年生に話しかける

3. 大学入試関連

・現役
・試験方式:一般入試
・入試科目と方法:共通テスト+2次試験(数学、物理、化学、英語)
・共通テストの点数:足切りのみだったのであまり覚えてません
・2次試験の点数:750点中416点くらいだった気が…
・2次試験の傾向:英語は超長文。数学は数Ⅲがでやすかった。物理は力学、電気、熱か波の3つ。化学は理論、無機、有機が5問ずつ出て、選択肢問題があっているものを1つか2つ選べというものがある。
・高校時代の偏差値:60~75あたり
・定員:工学院は300名

・受験期学習の進め方:2次対策メインで勉強した

・日頃(高1〜2)どんな勉強をしたか:高1の頃はテスト前に必死に、高2は塾ベースで進めた。

・大学の選び方:通えるところで自分のレベルにあったところ。就職の強さ

・併願校:早稲田大学(基幹理工)、東京理科大学(情報科学)

4. 就職関連

・インターン先:未経験

・就活で大変だったこと:大学院に行ってからなので、まずは修士に進めるよう頑張ります!

・受ける企業の選び方:年収、自分の携わりたい分野か

・先輩たち、周りの人の就職先:東芝、富士通、ソニー、トヨタ自動車など理系の有名どころが多いです

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