【筑波大学工学システム学類】外出しなくても大丈夫！？これからの観光産業を支えるバーチャル観光を研究する！

投稿日 2024.3.1
著者 EZ
カテゴリー卒業生インタビュー

本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。

・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。

これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。

今回のお相手：Tさん
・大学4年生
・八女学院高等学校卒業
・筑波大学理工学群工学システム学類

今回は「工学システム学類」について見ていきましょう。

1. 大学の学業関連

工学システム学類で何を学ぶ？

1年次は、各主専攻の区別なく共通の基礎として、数学、物理学、計算機や情報処理の基礎、工学システム概論などについてしっかり学びます。
2年次秋になると「知的・機能工学システム主専攻」と「エネルギー・メカニクス主専攻」にわかれますが、各主専攻にわかれた後は、細分化された各分野にとらわれることなく広い視野で専門内容を学習し、物事をシステム的に取り扱うための方法論と手法を学んでいきます。
4年次には、工学者の論理について学びます。また、異なる年次の学生が一緒に参加してシステム設計・製作を学ぶ「つくばロボットコンテスト」も開催されています。

工学システム学類は、人々の生活に役立つ「システム」を作り運用していくための「工学」を学ぶことを目的としています。そのためこれまでの枠にとらわれない学際的・横断的なカリキュラムを特徴としています。
教員の熱意は他のどの大学にも負けません。また学生と教員の密接なつながりは伝統として受け継がれています。（筑波大学理工学群工学システム類HPより引用 https://www.esys.tsukuba.ac.jp/about/outline ）

Q. 印象に残っている授業について教えてください。

A.
特に印象に残った授業は、「線形代数総論」でした。この授業では、線形代数を徹底的に勉強するというような授業内容です。線形代数を深く勉強するため、単位を落としていしまう人もかなり多いのですが、その中で必死に勉強し、単位を取得できたので印象に残っています。

そのほか、工学システム学類に入ると学ぶことができる授業の例として、一年生の基本の時間割はこのよう（下の表）になっています。２年生より先は主専攻によっても異なってくるので、詳しくはこちらのリンクを見てみてください！（筑波大学理工学群工学システム類HPより引用https://www.esys.tsukuba.ac.jp/subjects/guide）

Q. 専攻と研究について教えてください。

A.私は現在、エンタテインメントコンピューティング研究室に所属しており、情報系の分野に分類される研究分野を専攻しています。情報系に分類されますが、情報学の知識だけでなくデザイン学や心理学の知見も用いて研究をします。

その中でも、私は高齢者向けバーチャル観光システムの開発と評価を行っています。高齢者向けのシステムの開発は高齢者の認知的な衰えや身体的な衰えを考えながら開発する必要があり工学の知見だけでは作ることができないところに難しさがあります。

2. 生活関連

・入学金：28万
・学費：年間50万。
・テキスト代：
　　もらったので0円
・生活費：一か月5万
・家賃：3万円
・奨学金：なし。
・住んでいるところ：花畑（一人暮らし）
・通い方：車
・部活：自動車部
・友達の作り方：
　　あんまり考えすぎないこと！

3. 大学入試関連

・現役
・試験方式：一般試験
・入試科目と方法：センター試験＋英語、数学、物理、化学（全部記述）
・共通テスト（センター試験）の点数：
　　720
・二次試験の傾向：
　　英語が難しかったです。
・高校時代の偏差値：
　60
・定員：120人前後

・受験期学習の進め方：
　とにかくたくさん勉強する

・日頃（高１〜２）どんな勉強をしたか：
　毎日勉強はしていました。

・大学の選び方：
　偏差値と興味
・併願校：
　なし