本記事では、数理指導専門塾イーズの現役講師が大学生にインタビューを行い、その大学の内面まで深掘りして聞いています。
・入ってみて分かったこと、学部の特色
・受験期の勉強法、入試対策
・大学でかかる費用、生活費
など多方面から質問に答えてもらっています。
これを読めば行きたい大学・学部についてよく分かるし、志望校決めのヒントにもなりますよ。
今回のお相手:Tさん
・大学6年生
・茨城県立竹園高等学校 卒業
・筑波大学医学群医学類
今回は「筑波大学医学類」について見ていきましょう。
1. 大学の学業関連
Q. 授業や実験について教えてください。
A.
大学4年の10月~大学6年の6月の臨床実習が印象に残りました。
実際に手術に参加したり、カンファレンスに参加したり、外来で初診をとったりと現場で学ぶことができ、色々なことを学ぶことが出来ました。
2. 生活関連
・入学金:28万
・学費:年間50万
・テキスト代:5年間で約1万(なるべく買わないようにしてました)
・生活費:一か月10万程度
・奨学金:なし
・住んでいるところ:学園南
・通い方:車で15分
・サークル:所属なし
・友達の作り方:医学の同期とずっと勉強する感じの生活になるので自然と友達になります
3. 大学入試関連
・現役
・試験方式: 公募推薦
・入試科目と方法:数学、物理、化学、英語(すべて記述方式)
・センター試験の点数:推薦で決まっていたのであまり覚えていません。理数系のみ採点して385/400くらいだったと思います。
・推薦試験の傾向:
理数は毎年比較的簡単です。合格のためには理数は満点狙いでいくのが良いかと思います。
英語は毎年難しいので、英語以外で点数を稼ぐようなイメージです。英文の内容は医学分野からも割と出ます。
面接は圧迫面接でした。気になった医学ニュースや、そのニュースに関する知見を医学的側面からどう解決するかなど聞かれたと思います。
・高校時代の偏差値: 理数系は最終的には東大レベルは行っていたと思います(模試によって偏差値が大きく変動したので一概には出せないです)
・定員:公募推薦は200人ほど受けて32人合格。地域枠は80人程度受けて18人合格くらいでした。
・受験期学習の進め方:
国語:受験で使わない科目だったので、あまり勉強してませんでした。イーズでは国語の講座を受けていたような気がします。
数学:高3に入るまでは学校のテスト対策を完璧にやることを目標にやってました。フォーカスゴールドと青チャートをメインで使っていました。高校3年になって、推薦対策に本格的に力を入れてやるため、数Ⅲを4月から5月の2ヶ月で青チャートで独学で終わらせました。その後は夏休みに難関大(早慶、旧帝大、東工あたり)の過去問を一日一年分やることをdutyとし、勉強しました。そのあとは黒チャートというすごい難しい問題集で難問対策をし、解けない問題をなくすことを目標に勉強しました。
物理:イーズの授業をメインに勉強していました。イーズの授業をうけていれば大丈夫な気がしたので、自学ではそこまで力は入れていなかったです。高3になってからは教材の名前は忘れてしまいましたが、オレンジの表紙の難しい問題がたくさん載っている問題集や、名門の森を使っていた気がします。夏休み前までに高校範囲が終わったので夏休みから数学同様、難関大の過去問を一日一年分やってました。
化学:物理と同様イーズの授業メインで勉強していました。当時の塾長がマンツーマンで授業してくださったので、理数系で1番得意な科目になれました。夏休みまでに高校範囲終わったので夏休みから数学同様難関大の過去問を一日一年分やってました。演習としては新演習を使ってました。
英語:英語は毎日英文を読んでました。単語は学校の小テストで大量にやっていたので自然と身について行きました。それでも足りない気がしたので鉄緑会の単語帳を使ってました。休みまでに高校範囲終わったので夏休みから数学同様難関大の過去問を一日一年分やってました。筑波医推薦の英語は正誤問題が多かったので正誤問題を対策するため医科歯科の過去問をたくさんやりました。
地理:国語同様、高3になってからあまり自分で勉強はしてませんでした。推薦の試験終わってからは落ちた時のことを考えて地理を毎日7-8時間くらい勉強してました。
・日頃(高1〜2)どんな勉強をしたか:
高1:クラブチームでサッカーをやっていたので、結構それが大変でテスト前に詰め込むような感じでした。
高2:イーズに入り、イーズの授業がメインで、学校ではテストの対策だけやっていました。
・大学の選び方:高2の時までは東大にするか筑波医にするか迷いましたが、自分が本当になりたいのは医者だと思い、筑波医にしました。
・併願校:なし
4. 就職関連
・先輩の就職先:全国の病院
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