昨年誕生した新たな進学校 「土浦第一高等学校附属中学校とはどんな学校?」

124年の歴史を持つ伝統校である茨城県立土浦第一高等学校の付属校として、2021年4月に開校した茨城県立土浦第一高等学校附属中学校。

新しくできたこの学校は、子供たちの学びを深める工夫と、茨城県内でも有数の進学校である土浦第一高等学校での教育を深める長期の学習計画が練られています。本記事では、そんな土浦第一高等学校附属中学校について、詳しくご紹介します。

1.茨城県立土浦第一高等学校附属中学校 基本情報

学校名茨城県立土浦第一高等学校附属中学校
所在地〒300-0051 茨城県土浦市真鍋四丁目4番2号
電話番号029-822-0137
国公私立公立学校
共学・別学共学
単位制・学年制単位制
設立学科普通科
学期2学期制

2.土浦第一高等学校附属中学校の1日

土浦第一高等学校附属中学校は、JR土浦駅から約2.3Km、つくばエクスプレス線つくば駅から約10Kmの場所にあります。

つくば駅からは、土浦一高間の直通バスが朝2便、夕方1便運航しています。学校の敷地内にバス停があるのも利用しやすいポイントです。

他にも、つくば駅~土浦駅間、土浦駅~土浦一高間のバスが多数運行しているので、自宅の場所や通学時間に合わせて選ぶことができます。

土浦第一高等学校附属中学校は、つくば市や土浦市が在住の生徒が多く、通学時間は30分~60分程度が一般的です。

通学方法としては、やはりバスを利用する生徒が多いですが、なかには電車や自転車、徒歩で登校する生徒もいます。中には、保護者に送迎してもらっているという人も。

朝、8時頃に学校へ到着したら、以下の時間割で勉強します。


火・水・金月・木

8:15~8:25 SHR8:15~8:25 SHR
1校時8:15~8:25 (60分)8:15~8:25 (60分)
2校時9:35~10:35 (60分)9:35~10:35 (60分)
3校時10:45~11:45 (60分)10:45~11:45 (60分)
4校時11:55~12:45 (60分)11:55~12:45 (60分)
給食・昼休み12:55~13:45 (55分)12:55~13:45 (55分)
5校時13:45~14:45 (60分)13:45~14:45 (60分)
6校時14:45~15:55 (60分)14:45~15:00 SHR・清掃

15:55~16:10 SHR・清掃

6時間授業を週3日、5時間授業を週2日実施しており、5時間授業の月曜日と木曜日に部活動や補講などを行っています。

2校時と3校時の間の休み時間は軽食を摂ることも可能です。

土浦第一高等学校附属中学校では、部活動にも力を入れており、運動部・文化部それぞれ5つずつ、計10種の部活が用意されています。土浦第一高等学校の生徒とともに活動する部活動では、新しい交流が生まれています。

運動部…陸上競技、剣道、軟式野球、女子バレーボール、女子バスケットボール

文化部…合唱、美術、英語、科学、吹奏楽

(※吹奏楽の楽器は各自での用意)

中学生の部活加入率は96.5%、高校生の部活加入率は90%となっており、ほとんどの生徒が部活動にも積極的に取り組んでいます。

3.キーワードは「人・知・社会とつながる」

土浦第一高等学校附属中学校では、「卒業後に、世界中で活躍する人に育てる」という目標を掲げており、Global Learners Project(グローバルラーナーズプロジェクト)という附属中学校3年間と高校3年間を合わせた6年間のプロジェクトを実施しています。その中心となるキーワードが「人とつながる・知とつながる・社会とつながる」なのです。

3-1 人とつながる

第一のキーワード「人とつながる」は、生徒が主役となり多彩な交流活動のこと。土浦第一高等学校附属中学校では、一年間で様々な行事が行われています。

例えば、4月には1年生に学校での過ごし方や地元・土浦のことを学ぶ「土一入門セミナー」という一泊二日の合宿を行い、様々なアクティビティを通じて、同級生や土浦第一高等学校の生徒との友情や信頼を育みます。

特に重要視されているのが、6月の「一高祭(文化祭)」、9月の「一高オリンピック(体育祭の代わりの行事)」、10月の「歩く会」です。これらは3大行事と呼ばれ、開催には先生たちはほとんど手を出さないのが特徴です。生徒たち自ら実行委員会を立ち上げ、1年間を通じて行事の準備を行います。ホームルームで実行委員会の参加者を募ることもなく、あくまでも生徒の自主性に任せているのです。

例えば、「歩く会」の実行委員会では、毎年歩くコースを変え、何度も生徒たちで下見を行い、休憩ポイントや危険な場所を見つけていきます。このように主体性を持った活動をすることでマネジメント能力を養い、卒業後も活躍し続ける人材を育てています。

3-2 知とつながる

土浦第一高等学校附属中学校では、全国でも珍しい60分授業を採用しています。これにより、他校と比べて国語と数学は36%、英語は25%も長い学習時間を実現しました。長い授業時間を活かし「ビア・レビュー・タイム」という授業の振り返り時間を実施。その時間で学んだことの定着や思考力、判断力、表現力を身に着けることを目的に、その授業で学んだことを班でまとめたり、わからなかったところの解決を行っています。

また、土浦第一高等学校附属中学校では、英語の力を身に着けることにも重きを置いており、「+English」という英語の授業以外の時間で英語の要素を入れるという取り組みを行っています。例えば、数学では「掛け算を英語でいうとどうなる?」と聞いてみたり、行事の感想文を英作文で書いてみたりと、積極的に英語に触れていくことで、年間を通して発信力を身に着けることができます。

他にも取り組みの一環として、茨城県から貸与されるタブレット端末(Chromebook)をすべての授業で使用し、ICTを活用した学習を進めています。理科の授業では、レポートをタブレット端末で制作したり、3Dデータを使用して詳しく観察するなど直感的な学習を実現しています。先程紹介した「ビア・レビュー・タイム」でも、アプリを通じて感想を一斉に表示したり、まとめたりと、タブレット端末が活用されています。

ただ、授業時間を伸ばして知識を詰め込むだけではない、生徒が自分から学ぼうとする仕組みが揃っているのです。

3-3 社会とつながる

探求学習にも力を入れている土浦第一高等学校附属中学校。

土浦第一高等学校を卒業した多彩な先輩たちとのつながり「土一ネットワーク」を活用した課外学習や、土浦市の歴史や文化をしっかり学ぶプログラムで、生徒の学びたいという気持ちにこたえています。

1年生から「探求学習プログラム」という地域のフィールドワークを中心に探求学習に取り組み、3年生になったらその成果をICTを駆使してまとめあげ、「探求発表会」と行います。ホールを借り、多摩大学の教授に講評してもらうこの発表会は、生徒に多くの学びを与えるでしょう。

4. 土浦第一高等学校へ続く学習計画

土浦第一高等学校附属中学校では、中高一貫校という強みを活かし、中学生から高校の勉強内容に触れるカリキュラムが組まれています。

例えば、中学2年で行われる福島県の「ブリティッシュヒルズ」で行われる2泊3日の英語研修は、高校での海外フィードワークのステップとして位置付けられています。行事だけでなく、普段の授業から、すこしずつ高校の学習内容を取り入れ、段階的に学べるように工夫されています。3年間でしっかりと中学校の勉強内容と高校の勉強内容を繋げて学習することで、より深い学びを実現しているのです。

土浦第一高等学校最新進学実績

■主な国立大学

■主な私立大学

■医学部医学科

入試情報

土浦第一高等学校附属中学校の入試日程は以下の通りです。(令和4年度)

〇出願書類交付

 10月12日(火)より

交付場所/土浦第一高等学校附属中学校

〇出願期間

12月1日(水)から12月3日(金)

〇出願方法

個人出願(保護者が行う)

郵送(出願期限内に必着)

簡易書留の配達日指定郵便 ※持参不可

〇選抜検査:令和4年1月8日(土)

〇実施方法

適正検査I(45分)、適正検査Ⅱ(45分)、面接

〇合格者の発表

令和4年1月19日(水)

インターネットによる

令和4年度受験者情報

性別定員出願者受験者合格者倍率
40127126403.15
40136135403.375